

小さい頃、すぐ前に住んでいて、そのころは香具師の人に水道やトイレを提供していたので、お祭りの時は、カルメ焼きなどのお菓子がお礼に届けられ、幼心にうれしかったものだ。
この犀川神社は、前田利家公の幼なじみだった山伏が金沢に移り住み宝久寺として戦勝祈願などの護摩焚きを行っていたという。

明治になって、廃仏毀釈のため犀川神社と称することになったそうだ。
拝殿の中の絵馬など素晴らしいと思う。

昔は、境内から新橋近くまで露店が並んでいたが、いまでは5、6軒と寂しい限りだ。

こちらは、金沢の秋祭りの最後を飾る?神明宮。
「お神明さん」で知られるこの神社、藩政時代からの神社、5社の一つで厄よけの祓いの宮として崇敬を集めてきた。
その一つが、この「あぶりもち」

ほおばれば、一年の厄除けに。
タレを塗ってないものは家の天井などに差して厄除けにする。

今でも、こうした習わしをどれだけの人が行っているのだろうか?
